こんにちは、オハギです。
私たち家族の暮らす地域はもう梅雨入りしてしまいましたが、皆さんのエリアはいかがですか?
さて、今回は、我が家のかんもくガール・アラレちゃんが、子ども会デビューをした様子について綴ろうと思います。
子ども会をフル活用したい
話す能力はあるけれど、シーンによって、不安感から言葉を出せなくなってしまう――そんな「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」という症状を持つアラレちゃん。
この春から年長さんになったので、地域の子ども会に仲間入りすることとなりました。(子ども会に入れるのは年長からと決まっているんです。)
この子ども会、実はアラレちゃんよりも、私の方がとても楽しみにしていました(*^^*)
それというのも、アラレちゃんが近隣の子どもと仲良くなれるいい機会になりそうだなと感じていたからです。
アラレちゃんは、事情により学区外の保育園に通っているため、近所の子とあまりかかわれていない状況。公園で遊ぶときに顔をあわせるくらいかなぁ。
来年から始まるアラレちゃんの小学校生活。
少しでも安心して小学校生活をスタートできるように、子ども会に積極的に参加して、「近所の子どもたちとのかかわりを増やしておきたい」と願う親ゴコロです。
オハギのちょっとした「作戦」ともいえる(;^ω^)
アラレちゃんの緘黙症状、全開!
4月、子ども会での催しに、アラレちゃんと弟のガッちゃん、そして私の3人で行ってきました。ガッちゃんはまだ赤ちゃんなので、私の背中でおとなしくおんぶ(笑)
ちなみに、子ども会のママさんたちには、アラレちゃんの場面緘黙については伝えていません。
子ども会の集まりはいつも親同伴とのことなので、「緘黙状態になっても私のフォローでなんとかなるかな」と思ったからです。
ママさんたちの目には、「アラレちゃんはすごく恥ずかしがり屋さんなのね」と映っているんだと思います。
さて、この日は今年度初めての子ども会だったので、メンバーがそれぞれ自己紹介をしたあと、簡単なゲームをして遊ぼう、という内容でした。
いちばん年上の6年生の子から順番に、子どもたちは自己紹介をしました。
- 名前
- 学年
- 好きな食べもの or 遊び or 色
こういったシンプルな自己紹介。
アラレちゃんには、最後から2番目に順番がまわってきました。
「・・・」
完全なる無言で、下を向いてしまうアラレちゃん。
立ち上がってみんなに顔を見せるのも難しいようだったので、私のひざの上に座ったままの形でごあいさつ。
司会のママさんや私から、1~2回やさしく「お名前は?」など促してみましたが、アラレちゃんの緊張が強かったので、私が代わりにアラレちゃんの自己紹介をしました。
アラレちゃんのほかにも、恥ずかしくてお話しできない年長さんもいたので、自然な感じで自己紹介タイムを終えることができました。
いつだって、遊びは不安感を和らげてくれる
自己紹介タイムは緘黙症状全開だったアラレちゃんでしたが、ゲームの時間はわりとふつうに楽しめたようです。
「ハンカチ落とし」、「椅子取りゲーム」、「だるまさんが転んだ」をして遊びました。
アラレちゃんは体を動かすことが大好きで、それに加えて負けず嫌いなので、ゲームに勝つために元気に走り回っていました(笑)
こういう慣れない環境で、体の動きが固まってしまう「緘動(かんどう)」の状態にならなかったのには、アラレちゃんの成長を感じます。
「だるまさんが転んだ」は、声を出せなかったので鬼になるのを免除してもらっちゃいましたが。
子ども同士の遊びは、アラレちゃんの不安な気持ちや緊張を和らげてくれるようで、参加してよかったなぁという感想を持ちました。
期待してるよ、子ども会
結局、一度も言葉は発せられなかった、アラレちゃんの子ども会デビュー。
しかし、やはりアラレちゃんのためになるナイスな機会だと分かりました。
コロナで催しの回数は少ないようですが、どんどん参加して、アラレちゃんを地域の子どもたちとたくさん遊ばせてあげようと思います(*^^*)
コメント