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かんもくガールの運動会~悔し涙の年少編

涙を流す子ども場面かんもく

こんにちは、かんもくガールの母ちゃん・オハギです。

今回は、場面緘黙(ばめんかんもく)症の娘・アラレが年少さん(3歳児クラス)で経験した、悔し涙の運動会についてお届けします。2019年、秋のお話です。

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カチコチに固まったお遊戯

アラレのクラスの子どもたちが、運動会のためにメインで取り組んできたもの。それは、「ジャンボリミッキー!」の楽曲に合わせてノリノリで踊るお遊戯でした。

ご存じですか? ジャンボリミッキー。すごいテンションですよ。まさにパーリーピーポー(笑)

ディズニーランドのキッズダンスプログラムとして2019年につくられた楽曲で、おなじみのミッキーマウスマーチをベースに、軽快なアレンジが施されています。子どもも簡単に踊れる振り付け、ということで、とても親しみやすいです。

保育園でお遊戯の練習が始まってから、アラレもこの曲が大好きになりました。

家でも毎日のように曲を流して、ノリノリでダンスする姿は、とても微笑ましかったなぁ。

練習の甲斐あって、とても上手に踊れている姿を家で見ていたので、「運動会当日も大丈夫そうだな」と私も夫も安心していました。

しかし、そうは問屋がおろさなかった。

運動会当日、男の子はミッキー、女の子はミニーの衣装を身に着けて、入場門から登場してきました。

うーん、アラレの表情は固い…。

ジャンボリミッキーの曲が始まり、クラスの子どもたちが元気いっぱいに踊り出します。

アラレは、というと、かすかではありますが、手足が動いております。

そうだよね、家で練習していたようには、元気いっぱいにできないよね…。

このまま、かすかな動きでダンスをして、お遊戯は終了かなと思いきや、とあるきっかけで、アラレはピクリとも動けなくなってしまいました。

固まった原因は大好きなおばあちゃん?

2019年の秋は、まだコロナウイルスによるパンデミックは起きていなかったので、運動会の観覧席は満員でした。運動会って家族総出で応援にくる家庭、けっこう多いですよね。

我が家も、私と夫、夫の両親というメンバーで運動会にやってきました。

夫の両親にもアラレの場面緘黙のことは伝えていたのですが、どうもこちらの意図するようには受け取ってもらえていなかったので、正直、運動会は気まずかったです(笑)

でもね、この日が運動会だということは、アラレの診断前にお知らせしてしまっていたのでね(;´д`)

まあ、あれやこれやありまして、子どもたちの頑張る姿を観覧しておりました。

待ちに待ったアラレの演目。「かわいい孫を応援してあげたい」、そんな純粋な思いからだったのでしょう。

ジャンボリミッキーをかすかな動きで踊るアラレに向けて、お義母さんは、会場に響き渡る大きな声で、「アラレちゃーん!がんばれー!」と声援をおくりました。

ドドーン!これです!これがきっかけだったのです!(笑)

大きな声援だったのでアラレはもちろん気づき、そのとたん、その場に立ち尽くしてしまいました。

場面緘黙(ばめんかんもく)症の主な症状は、「話したくても話せない」というものですが、実はそれ以外に、体を思うように動かせなくなってしまう「緘動(かんどう)」という症状もあります。

アラレ、まさに緘動(かんどう)状態。

多分ですが、アラレの頭の中では、こんな感じで言葉がぐるぐる回っていたのではないかなと思います。

「あれ?大好きなおばあちゃんの声がする」

「あれ?よく見るとこんなにたくさんの人が運動会見に来てる」

「私もめっちゃ見られてる!」

「恥ずかしい!無理!怖い!動けないーーー!」

オハギと夫、いたたまれなくなる

固まってしまったアラレは、そのあと復活することなく、隊形移動のときも退場のときも担任の先生に抱えられるようにリードしてもらい、場内から去っていきました。

まったく踊れなくなってしまったアラレを見る義両親、特にお義母さんの表情は、こんな感じ。

真顔の人

なんだか自らが咎められているような気分になり、私とアラレはいたたまれなくなりました。

今ふりかえると、これって良くないな、と感じます。

アラレに自己投影してしまっていたな、と。

アラレが成功しようが失敗しようが、それは彼女の行動の結果。

親は子どもを使って自分の自己評価を高めたり低めたりするものではないな、と思います。

子どもは子どもの人生を生きているんだからね。

私たち夫婦は未熟だけれども精一杯アラレを育てているし、アラレも一生懸命やりました。

だから、誰になんと言われようと、アラレがお遊戯を十分にできなかろうと、義両親に胸を張って、「ほら!アラレ、頑張っているでしょう!」と言えばいいのです。

アラレ、悔し涙を流す

運動会が終わった後、アラレは悔しくて泣いていました。

「ジャンボリミッキー、たくさん頑張ったのに、できなかったよー(;_:)」

アラレが家で練習頑張っていたことを目の当たりにしてきたので、私も夫もこっそり泣きました。

「いいんだよ。アラレちゃんは頑張ったよ! ママとパパはアラレちゃんのこと、すごいって思ったよ! 運動会は終わったけど、またお家でジャンボリミッキー踊ろうね!」

親子3人でハグ!(笑)

もう1年以上前の出来事なのですが、この年少の運動会、すごく鮮明に覚えています。

きっとこの先、アラレは場面緘黙ゆえに自分の力を発揮できないことがたくさんあるんだと思います。

それでも、アラレの頑張りを一番理解して、一緒に悔しがって、またチャレンジする、そんな母ちゃんでいようと誓った思い出です。

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このブログを書いている人

7歳の(場面かんもく)アラレちゃん・2歳のガッちゃん・夫と4人でゆる~く暮らす、地方在住のWebライター。
社会福祉士保有の介護職員・支援相談員として勤務した経験あり。
このブログでは、場面かんもく・育児・暮らし・海外ドラマのことなどを自由につづっています。
詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。

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