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HSPにツイッターは向いてない?実際にやめた筆者の後悔とは?

HSPにツイッターは向いてない? 日々を楽しむ

「Twitter」が「X(エックス)」という名前に変わってからだいぶ経ちましたね。でも、この記事ではあえて「ツイッター」と呼ばせてください。というのも、私が実際にツイッターを使っていた当時の気持ちや体験を、そのまま正直に綴りたいからです。

このブログを読んでくださっている方の中にはお気づきの方もいるかもしれませんが、私、ツイッターをやめました。

「ある日突然、SNSのアカウントを消すなんて芸能人じゃあるまいし…」と思っていた私が、なぜそんな行動に至ったのか?

今回は、HSP気質の私が抱えた葛藤と、その後の変化についてお話しします。

HSPの私がツイッターをやめた理由

「HSPと分かったからこそ和らいだ、人生のしんどさ」でもお伝えしているのですが、私はHSPです。いわゆる「繊細さん」ですね。自分で言ってるとなんか痛いな。こんなこと考えるのも繊細であるがゆえ、ということで。

このブログを始めたのと同時にスタートしたツイッター。

初めのうちは、「ブログのアクセス数が伸びればいいな、ぐへへ」という、何ともよこしまな動機でツイッターを利用していました。

しかし、「ブログのアクセスなんてそんな簡単には伸びない」とすぐに悟り、長女の場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)のことなどを中心につぶやいたり、情報収集に利用するようになりました。

そのうち、よくやり取りする方もでき、それなりにツイッターを楽しんではいたのですが、それまで感じていたツイッターについてのモヤモヤがある日爆発。アカウントを削除してしまいました。

ツイッターについてのモヤモヤは次のようなものです。

  • ツイートにいいねしてもらえるかな?とソワソワして疲れる
  • リプをもらえるのは嬉しいけど、返信を考えるのにめちゃめちゃ時間がかかる
  • 「こんなことツイートして誰かを傷つけないかな?」「このツイートで身バレしないかな?」と考えすぎて疲れる
  • 自分のツイートが思いがけず拡散されて恐怖を感じる
  • タイムラインの大量な情報に疲弊する
  • それでもタイムラインを見てしまって時間が経過してしまう

これらの不安や疲れが日に日に蓄積。よく絡んでいた方が急にツイッターをやめてしまったことも影響して、私もツイッターをパタッとやめてしまいました。

ツイッターをやめてよかったこと・後悔していること

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HSPという気質のせいだけではないとは思うのですが、ツイッターに関わるととにかく疲れてしまった私。

「何もアカウントを消さなくても…あまりツイッターをのぞかないようにしたら?」という意見もあるかと思います。しかし、ツイッターのアカウントがあると考えるだけでも嫌な気分になってしまったので、削除せざるをえなかったのです。ちょっと重症ですよね。うん、自分でもヤバいやつだなと思います。

気を取り直して、ここからは、ツイッターをやめてよかったことと、やめて「あちゃ~」と感じていることについてお伝えします。

よかったこと

まずはよかったことから。

気持ちがすごく楽になった

もうね、すごーく気楽に日々を過ごせるようになりました。

情報の海に投げ出されて脳がパンクすることもなくなりましたし、「いいねがつくかな」「いいねを返さなきゃ」「なんて返事しよう」「こんなツイートして大丈夫かな」など、思い悩まなくてすむようになりました。

ただでさえ物事を深く考えてしまうタイプなのですから、脳や心への負荷を減らすことはとても大切なことです。ツイッターをやめて身軽になった現在、心からそう感じます。

圧倒的に時間ができた

これもすごくプラスに働いています。ツイッターをやめたら時間ができたんです。

子どもと関わったり仕事したり、そうそう、趣味に費やせる時間も増えました。

ツイッターをしている時間って何気なく感じますが、積み重なると相当な長さの時間だったんだなと驚きました。

後悔していること

当然、よかったことばかりではなく、後悔していることもあります。

フォロワーさんたちとの繋がりを絶ってしまった

ツイッターでしか繋がっていなかった方たちなのに、一方的に乱暴に繋がりを絶ってしまいました。誠実じゃなかったな、今どうしてるかな、と後悔しています。

ただ、唯一の救いは、ブログを運営している方が多かったこと。今でもふと思い出してブログを読みに行き、密かに応援しています。

Webライターの仕事に活かせた可能性も

私は現在、Webライターの仕事を中心に行っています。もし上手くツイッターを利用できたら、仕事の受注に役立ったかもしれないな、と後悔しています。

うーん、でもどうかな。この私が上手にSNSを活用して、仕事に繋げていけるだろうか?無理そう。

HSPにSNSは本当に向いていないのか?

HSPは「刺激に敏感」「相手の気持ちを察しすぎる」「深く考え込んでしまう」などの特性があり、たしかにSNSは疲れやすい場でもあります。ですが、それが「絶対にSNSはダメ」という意味ではありません。

SNSとの関わり方を自分に合うように調整すれば、過度に疲れずに活用できる可能性もあります。無理して使う必要はありませんが、「向いてない=やらない一択」と決めつける前に、いくつかの工夫を試してみる価値はあるかもしれません。

ここからは、HSPの方でも比較的ストレスを減らしながらSNSと向き合えるヒントをご紹介します。

見る専にしてみる

まず試してみてほしいのが、「見る専(発信せずに見るだけ)」という使い方。自分から発信しないことで、「反応が気になる」「誰かを傷つけていないか不安」「返信に時間がかかる」といったストレスを大幅に減らせます。

情報収集に特化すれば、自分のペースでSNSと関わることができます。私自身も、見る専にしていた時期は少し気持ちがラクでした。発信したくなったらすればいいし、見るだけでも十分という考え方でもいいのです。

フォローを整理して情報を絞る

タイムラインに流れてくる膨大な情報に圧倒される――これはHSPあるあるです。そんなときは、まず自分の心がざわつかないように、タイムラインを整える工夫をしてみましょう。

本当に興味のあるテーマや、安心して見られる投稿が中心になるだけで、SNSが「疲れる場」から「ちょっとのぞくと元気になれる場」に変わっていきます。

「でも、フォローを外すのは気まずいな……」と感じる方も多いと思います。そんなときは、ミュートという選択肢もあります。相手に通知されることはないので、人間関係を保ちつつ、自分の心の平穏を守ることができますよ。

自分に合った発信手段を選ぶ

ツイッターじゃなくても、SNSや情報発信の方法はたくさんあります。たとえば、ブログのように「反応をすぐに求められない場」の方が、HSP気質の方には合っているかもしれません。

インスタでも「ストーリーズだけ活用する」「発信は非公開アカウントで行う」など、自分の快適さを軸にした使い方ができます。

大切なのは、「世間の使い方」ではなく「自分にとってちょうどいいやり方」を選ぶこと。発信は、誰かのためというより、まずは自分のペースを大事にしていいんです。

まとめ|ツイッターがしんどいなら、やめても大丈夫

花と苺

そんなわけで、現在の私はツイッターもフェイスブックも使っていません。インスタだけは、好きなアーティストの投稿をこっそり楽しむ「見る専」で続けていますが、基本的にSNSとの関わりはかなり少なめです。いわば、SNS中心の世の流れにはゆるやかに逆らって生きている感じですね。

HSP気質の私にとって、ツイッターはやっぱり負担が大きすぎました。向いていないものを無理して続ける必要はないと、今ははっきり思えます。ツイッターをやめたことは、私にとって間違いなく正解でした。

もし「突然いなくなって心配してたよ」という優しい方がいたとしたら……ありがとうございます。でも私は今、とても元気に、穏やかに暮らしています。

やっぱり私には、ブログという形が一番しっくりきます。気負わず、じっくり言葉を選びながら発信できるこの場所が、自分にとっては一番安心できるんですよね。

気づけばこのブログも、開設してから4年以上が経ちました。3日坊主の私がここまで続けられたのは、読んでくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

これからもマイペースで更新していきますので、よろしければこれからもおつきあいくださいね。

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このサイトを運営している人

小学生の長女(緘黙児)・保育園児の長男・夫と4人でゆるく暮らす地方在住の社会福祉士。
このブログでは、場面緘黙・育児・暮らし・海外ドラマのことなどを自由につづっています。

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