こんにちは、オハギです。
皆さんは、挨拶って得意ですか?
中には、「挨拶なんて、するのが当たり前でしょ」と思う方もいるかもしれません。
実は、我が家の娘・アラレちゃんは挨拶がとても苦手です。
それはきっと、アラレちゃんが場面かんもく症だから。
話したくても話せない。
そんな状態になってしまう、場面かんもく症のアラレちゃん。
様々な幸運が重なって、挨拶に成功できることが10回に1回くらいあるのですが、基本は挨拶ができません。
しかし、挨拶はコミュニケーションの基本なので、「できるようにしてあげたい」と思ってしまう親心。
今回は、アラレちゃんがどのように挨拶の場面に対処しているのかを、お伝えしたいと思います。
場面かんもくの娘が、挨拶を苦手とする理由
近所の人から「こんにちは」と言われると、私の後ろに隠れてモジモジしたまま、その人が通り過ぎるのを待っているアラレちゃん。
アラレちゃん本人に、なぜ挨拶をするのが難しいのか聞いてみました。
5歳のアラレちゃんいわく…
- ドキドキしちゃうから
- 恥ずかしいから
- 「ママが代わりに言ってよ!」って思うから
とのことでした(笑)
なるほどなるほど。
近所のおじちゃん・おばちゃんから「こんにちは」と挨拶される時、アラレちゃんの小さな胸の中では、様々な感情が渦巻いているんだね。
挨拶ができるように始めた、3つの工夫
挨拶って、できないよりもできる方が何かといいことが多いですよね。
学校生活、近所付き合い、ビジネスの場面、恋愛市場…。
どんなシーンでも、感じのいい挨拶ができると、相手からいい印象を抱いてもらいやすいです。
アラレちゃんにも、人間関係を円滑にするスキル=挨拶を、身につけさせたいと願っている私。
しかし彼女は場面かんもくという個性を持っているので、無理やり挨拶させるわけにはいきません。
我が家では、アラレちゃんが挨拶できるように、こんな工夫をしています。
- 「あの人に挨拶してみようか」と娘に声をかけて心の準備をさせる
- 声は出さずに手を振る
- 声は出さず、手も振らず、お辞儀のみ
心の準備をさせる
進行方向の10メートルほど先に相手を見つけたら、アラレちゃんに優しく声をかけます。
「ママと一緒にあの人に『こんにちは』って言ってみようか」
アラレちゃんは挨拶したい気持ちは強いタイプなので、この声かけに同意してくれることが多いです。
実際に挨拶をするまで数秒~数分の「心の準備タイム」を確保できます。
私の「せーの」の掛け声とともに、「こんにちは」と小さい声で言うことができます。
成功率は10回に1回くらい。もっと低いかもしれません(笑)
でも十分です( *´艸`)
焦らずに。
注意:この方法は、ふいに相手が現れた場合には使えません。
手を振る
「こんにちは」と言えなかった場合。
「言うのが難しかったら、手を振るだけでもいいよ」とアラレちゃんに穏やかに声をかけ、安心させます。
するとアラレちゃんは私の後ろに隠れながら、手だけをそっと出して、かすかに振ります。
「おててでご挨拶できて偉かったね」と褒めます。
かすかに手を振る仕草が可愛らしくて、挨拶の相手が子ども好きの場合は一緒になって褒めてくれます(笑)
お辞儀をする
声に出していうのも、手を振るのもできなければ、お辞儀を促します。
体が固まってしまい、それすらできないケースも時にはあります。
でも責めません。
さらっと、私だけ愛想よく挨拶してその場を去ります。
挨拶の成功率を高めるコツ
プレッシャーを与えない。
これに尽きると思います。
「心の準備」「手を振る」「お辞儀」、この3つの方法を促す声かけも、優しく穏やかにするように心がけています。
挨拶できないと相手の人に気を遣って焦ってしまうかもしれませんが、焦りは禁物です。
でも、挨拶できなくても別に気にしないよ。
こんな姿勢でいることが、アラレちゃんには一番効果があるようです。
何度も繰り返して挑戦することで、成功率は確実に上がっています。
まとめ
今回は、挨拶の苦手なアラレちゃんが実践している工夫をお届けしました。
改めて思うのは、経験を積むことが最も大切だということ。
親が代わりに挨拶しておけば手っ取り早いのかもしれませんが、それではアラレちゃんの挨拶の経験が増えていきません。
そのため、私たちは根気強く挨拶にトライしています。
場面かんもくか否かに関わらず、挨拶が苦手な子が身近にいたら、ぜひ3つの方法を試してみてくださいね。
よろしければこちらもどうぞ(*^^*)
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