海外ドラマ「クリミナル・マインド」は、何度観てもさまざまなことを感じます…!
わたくしオハギが、「クリミナル・マインド」の各話を観て感じたことをお届けしております、この「あらすじと所感」コーナー。
今回は、シーズン1の第4話です。
ネタバレになってしまう部分もあるので、結末を知りたくないあなたはご注意くださいね(^^)/
「クリミナル・マインド」1 第4話 あらすじ
第4話の事件の舞台は、カリフォルニア州サンディエゴ。
高級住宅街で連続婦女暴行事件が発生していました。
白昼堂々と犯行を繰り返し、女性の命を奪う犯人。
事件解決のために、BAU(FBI行動分析課)に捜査の要請がかかります。
犯人は、「被害者の目を見開いた状態にして接着剤で固める」という、理解しがたい行動をとっていました。
また、4件目の犯行からは、ある詩の一節を現場に残すように…。
果たしてBAU(FBI行動分析課)のメンバーたちは、犯人を確保することができるのでしょうか?
「クリミナル・マインド」1 第4話 主な登場人物
- アーロン・ホッチナー: BAUのリーダー
- ジェイソン・ギデオン: BAUメンバー
- デレク・モーガン: BAUメンバー
- スペンサー・リード: BAUメンバー
- エル・グリーナウェイ: BAUメンバー
- ジェニファー・ジャロウ(JJ): BAUの渉外担当
- ペネロープ・ガルシア: BAUの情報分析官
- グリフィス: サンディエゴ警察の警部
「クリミナル・マインド」1 第4話 感じたこと

日常が壊される恐怖
今回の事件で、女性たちは自宅で普通に過ごしているときに、被害に遭います。
そのことが、私は無性に怖かったです。
家族写真が飾られた自宅でくつろいでいる時、まさか背後に犯人が迫っているなんて、とうてい考えられないですよね。
エクササイズしたり料理したり…女性たちの、そういう何気ない日常が、犯人によって壊されてしまいました。
フィクションであることは理解しているのですが、許せないな、と憤ってしまいます。
エル、意外とやるじゃん
被害に遭った女性が、事情聴取でなかなか証言できない、というシーンがありました。
それもそのはずです。
被害者の女性の周りには、夫や男性の刑事など、男の人ばかり。
男性の犯人から暴行された彼女は、恐怖で心を閉ざしてしまっていたのです。
被害者の女性のそんな心境を察知したのは、BAU(FBI行動分析課)の女性捜査官・エルでした。
正直、それまでのエルには、私はあまりいい印象を抱いていませんでした。
そっけないし、手柄をあげることしか考えていないように見えていたのです。
しかし、第4話では、エルは被害に遭った女性の心に寄りそい、親身になって話を聞いていました。
ちょっと見直しちゃいましたね!
犯人の虚栄心をくすぐるギデオン
犯人は、世間から「トミー・キラー」という名称で呼ばれていました。
これは、ロックオペラの「トミー・キラー」という作品に由来しています。
「僕を見て、僕を感じて」
ロックオペラの作中に出てくるセリフです。
自分の存在を誇示したくて仕方がない犯人を、よく表しています。
クリミナル・マインド1の第4話の終盤。
「犯人を確保できるかどうか」という場面で、ギデオンは、犯人の虚栄心を上手にくすぐります。
「大人しく捕まれば、有名になれるぞ」
ギデオンのこの誘いに、犯人は乗りました。
私が犯人だったら、こんな提案には絶対に乗らないのですが(目立つのが嫌いなんです!
)、トミー・キラーは有名になりたかったようです(´・ω・`)
注目されたい、という強い思い。
人間の野心というものが、歪んだ形で表れるのは非常に危険だと痛感しました。
犯人の周りに、注意をはらってくれたり、愛してくれる相手が1人でもいたら、彼の人生は違ったものになったことでしょう。
リードとJJがいい雰囲気!
第4話で最も注目すべきなのは、BAU(FBI行動分析課)のリードとJJが、心なしかいい雰囲気になっていたことです( *´艸`)
というよりも、リードが一方的にJJに淡ーい好意を抱いている様子が描かれています(笑)
リードが嬉しそうに語っていたところによると、JJだけが、リードのことを「スペンス(リードのファーストネームを縮めた呼び方)」と呼んでくれるんだそうですよ!(萌)
また、事件解決後のジェット機内で、ギデオンはリードに小粋なバースデープレゼントを渡します。
それは、JJの好きなフットボールチームの試合のチケット。
「リードよ、JJを誘って一緒に試合観戦に行っておいで」、という意味ですね!
BAU(FBI行動分析課)の今後の活躍もさることながら、奥手なリード君の恋模様も大変気になるところです(^^♪
「クリミナル・マインド」1 第4話 引用された格言

ジャック・リゴーの格言
自分自身は見えない
鏡に映る自分になりきるしかない
ジャック・リゴーとは
ジャック・リゴーは、フランスのシュルレアリスム(超現実主義)の詩人です。
パリを席巻した、ダダイスム運動(あらゆる既成概念を壊し、個人の欲求を解放する運動)に関わりました。
ローズ・ケネディの格言
鳥は嵐の後さえずる
人も残る陽光を喜べばいい
ローズ・ケネディとは
ローズ・ケネディは、アメリカの慈善家、社交家であり、ケネディ家の一員です。
アメリカの大統領ジョン・F・ケネディや上院議員のロバート・F・ケネディ、エドワード・ケネディなど、9人の子を産み育てました。
クリミナルマインドを観られる配信サービスは?
クリミナル・マインドは、実質的なシーズン16であるエボリューション シーズン1も含め、全エピソードがDisney+ (ディズニープラス)で配信されています。
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