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クリミナル・マインド16 第5話「オイディプスは笑う」あらすじと所感

クリミナル・マインド シーズン16第5話 海外ドラマ

この記事では、「クリミナル・マインド」シーズン16の第5話「オイディプスは笑う」のあらすじや引用された格言をご紹介します。

当サイト運営者・オハギの個人的な感想もお伝えするので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。

「クリミナル・マインド」シーズン16 第5話 あらすじ

クリミナルマインドは面白い

今回BAU(FBI行動分析課)が向かったのは、ワシントンDCの社交界で起きた連続殺人事件です。

政府職員専用の出会い系アプリ「ベルトウェイ・エリート」を通じて出会った若い女性たちが、裕福な男性に誘われたあと、絞殺され歯で噛まれた状態で発見されました。

BAUの上司である副局長には、被害者の一人クレアと個人的なつながりがあり、事件に深く関与することになります。

捜査を進めていくと、マーサ・リーブス上院議員の息子ベンジャミンが容疑者として浮上。エディプス症候群に該当する彼の背後には、あのシカリウスの影が潜んでいました。

「クリミナル・マインド」シーズン16 第5話 感じたこと

「クリミナル・マインド」シーズン16の第5話を視聴した感想をお伝えします。

感想は以下の4つです。

エミリーの母親演技が完璧すぎて震えた

今回のエミリーの尋問シーンは本当に圧巻でした!

BAUのリーダーとしてのプロファイリング技術を駆使して、ベンジャミンの母親になりきる演技が完璧すぎて鳥肌が立ちました。

髪を染めることをやめたときの解放感や、年齢を重ねた女性の心境について語りかける台詞は、まるで本当の母親が話しているかのようでリアルすぎて怖いくらい。

ベンジャミンの心理を巧みに揺さぶっていく様子は、さすがプロファイリングのプロ!

犯人の心理を完璧に読み取って、母親の役になりきるエミリーの技術力の高さを改めて実感した名シーンでした。

エディプス症候群って何?今回の事件との関連性

エディプス症候群は、母親に対して異常に強い愛着や執着を示す心理状態のことです。

今回の事件では、ベンジャミンがまさにこの症候群に当てはまっていました。

彼は被害者の髪を脱色させて母親の面影を重ねたり、歯で噛むという行為を通じて母親への愛情を歪んだ形で表現していたんです。

劇中でも「10歳前後に母親の愛情を切望し、潜在的なサイコパスの衝動が暴走した」と分析されていましたが、幼い頃の母親への願望が大人になって殺人という形で現れるなんて、人間の心理の複雑さを改めて感じました。

プロファイリングって本当に奥が深いですね。

タイラーとガルシアの距離が縮まった!

今回のタイラーとガルシアのやり取りにはグッときました。

これまでのいざこざでガルシアはタイラーのことが大嫌いで、「必要以外の話をしない」と約束させるほど険悪な関係でした。タイラーも机の上に足を乗せるような失礼な態度で、ガルシアは嫌気が差して自分の仕事部屋に引きこもってしまうほどでした。

でもタイラーが「FBIの他のITスタッフは、君ほど優秀じゃない。だから君を見つけた。最も優れている」とガルシアのスキルを認めて褒めたことで、彼女の心が溶けたんです。

そして「今後も自分の立場をわきまえられる?」という軽口が出るまでに!

最後の黒猫ちゃんのプレゼントで完全に和解した感じで、二人の関係性の変化がとても良かったですね。

副長官にちょっと親近感が湧いた

正直、これまで副長官はBAUを潰そうと画策する最低な男だと思っていたんです。

でも今回のエピソードを見て、少し見方が変わりました。

被害者のクレアと個人的なつながりがあって、一時期付き合っていたけど振られてしまったという過去があったんですね…。

事件に深く関与する姿勢を見せたり、最後にはエミリーに対して「BAUのためにも手を引くんだ」と言いながらも、どこか複雑な表情を浮かべていたのが印象的でした。

完全に冷酷な権力者というわけではなく、人間らしい感情を持った一面を垣間見ることができて、ちょっと親近感を覚えました。

でも上院議員からの圧力に屈するところは、やっぱりヘタレで好きになれないんですけどね!

「クリミナル・マインド」シーズン16 第5話 引用された格言

ソファに腰かけて読書する女性

「クリミナル・マインド」の第5話で引用された格言をご紹介します。

ハーブ・ケインの格言

ナレーション:JJ

人は口の中が一杯になって
初めて親知らずを抜こうとする

ハーブ・ケインとは、アメリカの著名なコラムニストです。

1916年から1997年まで生きたハーブ・ケインは、サンフランシスコ・クロニクル紙で長年コラムを執筆し、ピューリッツァー賞特別賞を受賞したことでも知られています。

鋭い観察力と機知に富んだ文章は多くの読者に愛されました。

今回引用された「人は口の中が一杯になって初めて親知らずを抜こうとする」という格言は、問題が深刻化するまで行動を起こさない人間の性質を的確に表現していますね。

まさに今回の事件でも、問題が表面化してからようやく対処に動き出すという展開でした。

まとめ

今回のエピソードはエミリーのBAUっぷりがとにかく最高でした。母親になりきった尋問シーンは鳥肌モノ。

タイラーとガルシアがついに和解したのも嬉しかったし、副長官の人間らしい一面も見えて複雑な気持ちに。

エディプス症候群という重いテーマながらも、キャラクター同士の関係性が進展した満足度の高い回でした。

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このサイトを運営している人

小学生の長女(緘黙児)・保育園児の長男・夫と4人でゆるく暮らす地方在住の社会福祉士。
このブログでは、場面緘黙・育児・暮らし・海外ドラマのことなどを自由につづっています。

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