カリブの島を舞台にしたミステリードラマの、あらすじと感想をまとめました。
本格ミステリーを楽しみつつ、カラリとした明るい気分になりたい方にイチオシのドラマです。
「ミステリー in パラダイス」とは?
「ミステリー in パラダイス」は、イギリスのBBC(英国放送協会)制作のミステリードラマです。
放送が開始されたのは、2011年のイギリス。
アガサ・クリスティの作品を彷彿とさせる本格的な謎解きと、美しい「セント・マリー島」で捜査に奮闘するイギリス人刑事の姿が人気のドラマです。
2022年現在までに制作されているのはシーズン10までで、なんと世界230以上の国や地域で放送されています。
なお、日本で「ミステリー in パラダイス」を観ることができるのは下記のサービスです。
「ミステリー in パラダイス」のあらすじ
ドラマの舞台となっているのは、カリブ海に浮かぶ架空の島「セント・マリー島」。
島で唯一の警察署「オノレー署」に、ロンドン警視庁の刑事が派遣され、事件解決のために仲間と捜査に励みます。
陽光あふれるリゾート地で起こる数々の難事件を、個性豊かな刑事と仲間たちが次々と解決していく本格ミステリーです!
「ミステリー in パラダイス」の感想
「ミステリー in パラダイス」の感想をまとめました。
カリブの陽気な雰囲気が最高!
なんと言っても、ドラマの舞台がカリブに浮かぶ島であるというのがとても魅力的です。
太陽の光や海の青さ、人びとの衣服の鮮やかな色で輝く島の様子は、見るだけで元気が出ます。
イギリス制作のドラマは、映像が暗めである印象を持っていましたが、その印象は「ミステリー in パラダイス」を見て覆されました。
主人公が次々と交替していくのが斬新
「ミステリー in パラダイス」では、シーズン1~10の期間中、主人公がなんと3回も代わります。
初代~4代目の主人公を、以下に簡単にまとめました。
リストのカッコ内の特徴だけ見ると、なんだかダメ刑事のように思えます。しかし、4人とも目覚ましい捜査能力を持った超優秀な刑事なのです!
主人公の交代理由はそれぞれ異なりますが、事前に交代のフラグを感じるたびに切なさを感じます(´・ω・`)
余談になりますが、私の「推し刑事」は2代目のハンフリー。とんでもないドジさ加減にもどかしくなりながらも、彼のキュートさを愛さずにはいられません。
見ごたえある推理ショー
1話完結ドラマとして構成される「ミステリー in パラダイス」では、毎回見事な推理ショーを見ることができます。
「1つの場所に事件の関係者全員を集め、主人公が推理を披露する」という展開は、名探偵コナンが大好きな私にとっては、とても親しみを感じるスタイルです。
解決不可能に見える難事件でも、「そうか!」と閃いて見事に解決する主人公の神業は、見ていてとても面白いです。
主人公の推理を聞きながら、容疑者たちが見せる表情の動きを観察するのも楽しいですよ。
好みは分かれるが音楽も◎
これは好き嫌いがあるかもしれませんが、テーマ曲や劇中に流れる音楽がレゲエなのもお気に入りのポイントです。
スチールドラムの陽気な響きと、島で起こる事件のミスマッチさが、とてもよい味を出しています。
音楽のお陰でドラマが深刻になりすぎないので、気軽に鑑賞できるのが「ミステリー in パラダイス」が長寿ドラマである理由かもしれません。
英国ユーモアにクスリとなる
主人公とオノレー署メンバーのやり取りや、事件捜査中のトラブルなど、クスリと笑えるシーンが散りばめられています。
さすがユーモアの国・イギリス!と言ったところでしょうか。
当ブログで何度も取り上げている「クリミナル・マインド」もそうなのですが、本格サスペンスやミステリーの場合、「ユーモア」や「温かさ」は救いになります。
まとめ
今回は、イギリスドラマ「ミステリー in パラダイス」のあらすじと感想をお伝えしました。
「本格ミステリーが好き」「でも深刻すぎるのは嫌」という方に、ぜひお勧めしたいドラマです。
改めて、「ミステリー in パラダイス」の視聴可能なサービスを紹介します。
低気圧を吹き飛ばす、陽気なミステリードラマを楽しみましょう!
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