この記事では、「クリミナル・マインド:エボリューション」の第2話「殺人ネットワーク」のあらすじや登場人物、引用された格言をご紹介します。
当サイト運営者・オハギの個人的な所感もお伝えするので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。
クリミナル・マインド:エボリューション 第2話 あらすじ
ワシントン州ワキマ群で発見されたコンテナの集団墓地について捜査を進めるBAU(FBI行動分析課)ですが、大きな進展はありません。
そんな中、脊髄を切断された若い男性の遺体が相次いで発見されます。被害者はいずれも出会い系アプリの利用者でした。
アンサブ(正体不明の犯人)は、犯行の様子を撮影した動画を事件関係者に送信。
動画には、アンサブが薬で動けなくした被害者に「四肢麻痺で生き首から下の自由を失うか、命を終えるか。どちらがいい?」という究極の選択を迫る様子が映し出されていました。
高い加虐性を持ったアンサブの逮捕に向けて、BAUメンバーは力を注ぎます。
クリミナル・マインド:エボリューション 第2話 主な登場人物
リバイバル版「クリマイ」の第2話には、主に以下のキャラクターが登場します。
- エミリー・プレンティス:BAUのリーダー
- デヴィッド・ロッシ:BAUメンバー
- ジェニファー・ジャロウ(JJ):BAUメンバー
- タラ・ルイス:BAUメンバー
- ルーク・アルヴェス:BAUメンバー
- ペネロープ・ガルシア:元・BAU情報分析官
- ウィリアム・ラモンテーン・Jr:JJの夫
- ベイリー:FBI副長官
- レベッカ・ウィルソン:司法省職員
クリミナル・マインド:エボリューション 第2話 感じたこと
「クリミナル・マインド:エボリューション」の第2話を視聴した感想をお伝えします。
シリアルキラーのネットワークが発覚
BAUメンバーが捜査を進めるなかで、シリアルキラーのネットワークが存在することが発覚します。
コロナのパンデミックでステイホームが主流だった時期に、自由に身動きできないシリアルキラーたちが、連携して欲望を満たしていたようです。
昨今、Web上のコミュニケーションが非常に発展しています。クリマイの世界だけでなく、私たちの暮らす現実世界にもシリアルキラーのネットワークが暗躍しているような気がしてなりません。
FBIでは、ネットワークの中心人物であるアンサブを「シカリウス」と呼び始めます。シカリウスとは毒クモの名称で、アンサブが被害者の命を奪うのに用いたことから呼び名となりました。
しかし、ロッシはアンサブに呼び名を付ける行為に強く反発します。私もロッシに賛成です。アンサブに呼び名を付けることは、まるでアンサブをもてはやしているように感じます。
残虐な行為を実行したアンサブは、アンサブ以外の何物でもないのだと認識しておくべきでしょう。
ただし、ドラマの便宜上シカリウスと名付ける必要があったと想像できるため、当サイトでも今後はシカリウスと呼びます……!
BAU存続の危機
FBI副長官のベイリーが、BAUを「国内テロ対策班」と統合させようと画策していることが判明します。言い換えれば、BAUを潰そうとしているのです。ロッシについては、退職の危機すらあります。
第1話を観たときからベイリーのことを「あやしい奴」と思っていたのですが、本当にBAUの敵だったとは残念ですね。
ベイリーの思い通りにさせないためには、シカリウスを早急に逮捕する必要があります。FBIが最も重要視しているのはテロ防止で、シリアルキラーのネットワークはテロ行為といえるためです。
シカリウスを逮捕すれば、BAUの必要性をFBI全体に強くアピールできます。
これまで数え切れないほどの事件を解決し、多くの命を救ってきたBAUが軽視されるとは……。私は憤慨しました。権力に魅入られた者は、本当に愚かなことを企てるものですね。
BAUがしっかりと結果を出せるよう、画面越しに熱く応援していきましょう!
お帰り!ガルシア
ガルシアが!BAUに帰ってきてくれましたね(感涙)!
ただし本格的に復帰したわけではなく、あくまでも一時的なものです。ガルシアの帰還を知って、喜びのあまりクリマイを観ているリビングで小躍りしてしまいましたが、いったん冷静になりましょう。
しかし、ガルシアは15年もの間BAUで戦ってきたことで、大きなトラウマを抱えています。それはそうですよね。BAUの日常は、残酷で悲しい事件の連続なのですから……。
BAUと離れたことで心も体も元気になったガルシアが、今回の帰還でダメージを受けないことを祈ります。
タラの恋愛
中盤でエミリーがタラの交際相手を見抜いたあたりが、第2話のニヤニヤポイントではないでしょうか。
タラに恋人がいるのを見るのは久しぶりでしたが、今のBAUにとって幸せな話題は喉から手が出るほど必要なものです。タラの幸せそうな様子は周囲の人間(視聴者含む)もハッピーにしてくれましたね。
タラをからかうエミリーも、良い意味でうっとうしくて最高でした。BAUの仲の良さを感じられたのがうれしいエピソードです。
JJとウィルの関係が心配
第2話のなかで個人的に最もハラハラしたのは、JJ・ウィル夫妻の関係です(笑)。
久しぶりの夫婦のデートとしてイタリアンレストランに予約を入れたウィル。しかし、JJは「新たな遺体が発見されたからデートは難しい」と断ります。ウィルの残念そうな表情が何とも言えません。
まず、遺体の発見がデートを阻むという世界観がクリマイならではですよね。
私はこれまで、クリマイのさまざまなカップルが事件のためにすれ違い、関係性が危うくなっていく様子を見てきました。JJ、正直に言うよ、今のあなたたちには「夫婦の危機」フラグが立っているわ!
JJを心から応援する私から見ても、JJは多忙すぎます。FBIの花形・BAUでプロファイラーとして活躍し、やんちゃ盛りの2人の男の子も育てているのですもの。時短勤務で働いてほしいところですが、全米各地を飛び回って事件を解決するBAUには難しいでしょう。
しかし、ウィルにもこれ以上の無理はさせられません。ウィルも市警の刑事として働きながら、家事・育児に全力投球しているのですから…。初登場時から現在に至るまで本当に素敵な人ですよね、ウィル。
フィクションの夫婦のすれ違いに、暑苦しいほどハラハラしてしまいました。我が家も共働きなので、気持ちが分かるんですよね。いえ、FBI・市警のカップルには遠く及びませんが、仕事・家事・育児を回しながら夫婦の時間を確保するのは至難の業だと感じます。
JJとウィルは破局することなく、いつまでも支え合って生きてほしいというのが、平凡な私の願いです。
クリミナル・マインド:エボリューション 第2話 引用された格言
「クリミナル・マインド:エボリューション」の第2話で引用された格言をご紹介します。
オスカー・ワイルドの格言
ただしタラは引用のあとに、「オスカーじゃない。誰が言ったか知らないけど」とつけ加えています。
オスカー・ワイルドとは
オスカー・ワイルド(1854~1900年)は英国の詩人・劇作家・小説家です。
世紀末唯美主義文学の代表的な作家で、芸術至上主義を唱えました。
小説「ドリアン=グレイの肖像」や戯曲「サロメ」、童話集「幸福な王子」など、多くの作品が知られています。
まとめ
ガルシアの一時的な帰還が確定したことでBAUには希望の光が差し込んだ第2話。しかし、シリアルキラーのネットワークの存在が明らかになり、不穏さが増しています。BAU存続のためにも、一刻も早くシカリウスを捕まえてほしいですね…!
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