この記事では、「クリミナル・マインド:エボリューション」の第1話「再会の時」のあらすじや登場人物、引用された格言をご紹介します。
当サイト運営者・オハギの個人的な所感もお伝えするので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。
クリミナル・マインド:エボリューション 第1話 あらすじ
2022年、メリーランド州ベセスダの地で、ターゲットの家族を全滅させようと企てるアンサブ(正体不明の犯人)が、17歳の少女・クリッシ―を誘拐。同様に家族を襲った事件は、ヴァージニア州でも発生していました。
FBIのBAU(行動分析課)は、誘拐された少女を救うために動き出します。
一方、ワシントン州ワキマ群では、集団墓地が発見されます。FBIの上官は麻薬カルテルによる事件だと判断し、BAUの介入は不要であると命じました。
しかし、現場を見たBAUのタラは、「絶対にシリアル・キラーによる大事件よ」とエミリーに訴えます。
クリミナル・マインド:エボリューション 第1話 主な登場人物
リバイバル版「クリマイ」の第1話には、主に以下のキャラクターが登場します。
- エミリー・プレンティス:BAUのリーダー
- デヴィッド・ロッシ:BAUメンバー
- ジェニファー・ジャロウ(JJ):BAUメンバー
- タラ・ルイス:BAUメンバー
- ルーク・アルヴェス:BAUメンバー
- ペネロープ・ガルシア:元・BAU情報分析官
- ウィリアム・ラモンテーン・Jr:JJの夫
- ベイリー:FBIの上官
- クリッシ―・ディレイニー:誘拐された少女
クリミナル・マインド:エボリューション 第1話 感じたこと
「クリミナル・マインド:エボリューション」の第1話を視聴した感想をお伝えします。
チームはバラバラ
シーズン15のラストから、3年が経っているという設定のリバイバル版。
BAUは見事にバラバラです。バラバラになってしまった理由を以下に挙げます。
・FBI上層部の意向でチームを分割し、事件解決の効率を高めている
・エミリーが昇進してとても忙しい
・ロッシのメンタルが不安定
・ガルシアがBAUを去った
BAUといえば、「和気あいあい」「家族」「信頼」といった言葉がぴったりのチームでしたが、今は雰囲気があまりよくありません。
さみしい。さみしすぎます。仲のよいBAUの様子を見るのが、私の生きがいなのです。なんとかして(心の叫び)。
せめて、上層部からの命令で分割されてしまっているチームを、再び1つに戻してほしいところです。
ガルシアの登場で画面が和む
被害者たちの共通点が、ガルシアの開発したSNSアプリ「Soar」を利用していた点だと判明。そのため、ガルシアも「今回限り」という条件で捜査に協力してくれることになりました。
それまで残虐なシーンやギスギスした雰囲気の流れでしたが、ガルシアの登場で一変。ガルシアが「お菓子作りクラブ」を開催して楽しんでいる様子は最高です。
ルークが事件の相談を持ちかけたため、ガルシアが塩対応を取っていたのも笑えました。
なんだかんだ言っても、ガルシアとルークはよいコンビです。ガルシアがルークのことを「フレネミー(友だちを装う敵)」などと称して一蹴するのも、信頼関係が築かれているからこそですよね。
ところで、シーズン15でルークがガルシアを食事に誘っていたので、私は「これは恋愛に発展するのか?」などと邪推していました。
しかし、「1度食事しただけ」とのガルシアの発言から、どうやら特に進展はなかったようです。進展がなかったことすら、なぜか面白く感じてしまいます。
話が脱線しましたが、ガルシアが捜査協力してくれるなら、クリマイの面白要素は爆上がりです。BAUの雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。
自分を見失ったロッシ
愛する妻の死によって、悲しみのあまり自分を見失い、BAUメンバーへもひどい態度を取ってしまうロッシ。
人は、悲しみが深すぎると、大切な人たちとの距離を空けてしまいます。
ロッシに心を開いてほしいエミリーは、ずっと昔にギデオンから言われたという話を伝えます。
ずっと前に、ギデオンから黙らないようにと言われたわ。
チームを信用しなくなるから。
昔(ギデオンとロッシ2人だけ)のBAUには、2つの態度しかなかったのよね。
沈黙と怒り。
ギデオンとロッシには、その中間を見つける必要があったわ。
ロッシ、あなたは、話をすることでその中間を見つけたのよね。
独りではないということを、思い出すことができたのよ。
実は、上記の「黙らないように」という助言は、かつてロッシからギデオンに与えた助言でした。
悲しみや辛さを誰かに言葉で伝えるのは、とても難しいことです。しかし、感情を吐き出すことができれば、そこから少しずつ立ち直ることも可能でしょう。
「助言を思い出してほしい」とロッシに訴えるエミリー。「1人で重荷を背負う必要はない」というエミリーの言葉が、ロッシに届くことを願います。
リードとマシューについて触れる場面が
リバイバル版クリマイには、マシュー・グレイ・ギュブラー(スペンサー・リード役)やダニエル・ヘニー(マシュー・シモンズ役)は登場しません。
しかし、第1話の序盤では、エミリーとFBI上官ベイリーの会話でリードとマシューについて触れています。
会話によると、どうやらリードとマシューは別の任務に就いているために、チームから離れているようです。
リードとマシューが未登場なのはさみしいですが、エミリーたちの会話で触れてくれるというのは、ファンとしてはとても嬉しい対応ですよね。
彼らがどこかで活躍していると想像するだけで、大きな励みになります。
格言のナレーターが、まさかのアンサブ
第1話の終盤に格言が引用されましたが、ナレーションを行なったのがまさかのアンサブだったことには驚きました。
BAUメンバー以外が格言をナレーションしたのは、クリマイ史上初めてではないでしょうか?(違っていたらごめんなさい。)
格言の詳しい内容は次のセクションでお伝えしますが、なんとも不気味な気持ちにさせられました。
クリミナル・マインド:エボリューション 第1話 引用された格言
「クリミナル・マインド:エボリューション」の第1話で引用された、2つの格言をご紹介します。
ノーマン・カズンズの格言
ノーマン・カズンズとは
ノーマン・カズンズは、アメリカのジャーナリスト・作家・平和運動家です。
1949年に広島を訪問した際、原爆の悲惨さを目の当たりに。原爆や戦争で肉親を失った子どもたちの養育支援や、被爆女性の治療支援に尽力しました。
ロアルド・ダールの格言
ロアルド・ダールとは
ロアルド・ダールは、イギリスの小説家・脚本家です。
イギリス空軍のパイロットから作家に転身したロアルド・ダール。皮肉やブラックユーモアのきいた短編小説のほか、児童文学の分野においても、多くの作品を著しています。
代表作は、『チョコレート工場の秘密』や『マチルダは小さな大天才』など多数。
まとめ
バラバラになってしまったBAUを見て、心が痛んだ第1話。しかし、ガルシアの登場によって、事態がよい方向へ進展していくことを感じさせてくれるエピソードでした。
クリミナル・マインドは、実質的なシーズン16であるエボリューション シーズン1も含め、全エピソードがDisney+ (ディズニープラス)で配信されています。
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