この記事では、「クリミナル・マインド：エボリューション」の第3話「札付きの男」のあらすじや登場人物、引用された格言をご紹介します。
当サイト運営者・オハギの個人的な所感もお伝えするので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。
クリミナル・マインド：エボリューション 第3話 あらすじ
BAU（FBI行動分析課）は、連続殺人の犯人の１人を追い詰めますが、犯人は拘束される前に自らの命を絶ってしまいます。
残された手がかりはコンテナの集団墓地と、そこに残された複数の殺人キットのみ。BAUは連続殺人のネットワークの中心にいる人物「毒グモ（シカリウス）」を探します。
毒グモを見つけるためには、彼の殺人キットをすべて見つけなければなりません。しかし、1つだけ見つからず、その行き着く先はワシントンD.C.に置かれた爆弾でした。
クリミナル・マインド：エボリューション 第3話 主な登場人物
リバイバル版「クリマイ」の第3話には、主に以下のキャラクターが登場します。
- エミリー・プレンティス：BAUのリーダー
- デヴィッド・ロッシ：BAUメンバー
- ジェニファー・ジャロウ（JJ）：BAUメンバー
- タラ・ルイス：BAUメンバー
- ルーク・アルヴェス：BAUメンバー
- ペネロープ・ガルシア：元・BAU情報分析官
- ベイリー：FBIの上官
- レベッカ・ウィルソン：司法省職員
- イライアス・ヴォイト：毒グモ（シカリウス）
- タイラー・グリーン：正義執行人
クリミナル・マインド：エボリューション 第3話 感じたこと
「クリミナル・マインド：エボリューション」の第3話を視聴した感想をお伝えします。
正義執行人・タイラー
第3話ではタイラー・グリーンが登場しましたね。軍を不名誉除隊になった元軍人で、怪しいニオイがプンプンです。
しかし、タイラーが手にしていたのは食器用洗剤と不活性オイルでできた偽物の爆弾でした。タイラーは、毒グモをおびき寄せるためにネットワークに侵入し、殺人犯を装っていたのです。
その目的は、15年前に失踪した妹の命を奪った犯人を捜すことでした。殺人犯ではなく「正義執行人」だったんですね。
また、第2話でガルシアに事件のヒントとなるメッセージを送ってきた情報提供者は彼でした。
すべてを賭けて妹の仇を取ろうとしているタイラーの、今後の出方が気になります。
毒グモの正体
BAUはまだ毒グモの正体にたどりついていませんが、ドラマの展開では視聴者に毒グモはイライアス・ヴォイトであることを明らかにしています。
ヴォイトは妻や子どもたちには愛情を持ち誠実に接しているため、家族からは良い夫・良い父親だと認識されています。しかし、その実体は連続殺人ネットワークの首謀者です。
何も知らない家族がかわいそう……。しかし、妻は夫の様子がおかしいことに気がついているのではないでしょうか。「何も話してくれないのは怖いわ」とヴォイトに訴えていますしね。
また、ヴォイトは、隣人ハルに対しての憎悪も募らせています。ハルを痛めつけるシーンを妄想しているのはかなり不気味です。
しかしハルもかなり癖の強い人物像ですよね。酔っ払ってひどい言葉を吐く様子は、見ているこちらの気分も不快にします。
毒グモは、決して捕まらないようにするために、個人的なつながりのある人間はターゲットにしないと決めています。
そのため、ハルになんとなく似ている他人をターゲットにして痛めつけます。非常に抜け目のないサイコパスですね。
副長官に負けるなエミリー！
副長官は本当に嫌な男です。
今回の連続殺人事件は明らかにBAUの管轄です。にも関わらず、「この事件はテロ対策課で対応すべき」とのおかしな主張を繰り返します。
副長官にとってはテロ対策課だけが大事なのです。BAUのことは眼中にありません。むしろBAUを潰そうと画策しています。
ワシントンD.C.で危険をかえりみずタイラーを確保したのはBAUなのに。
最低な上司の副長官に、負けるなエミリー！頑張れエミリー！
クリミナル・マインド：エボリューション 第3話 引用された格言
「クリミナル・マインド：エボリューション」の第3話で引用された格言をご紹介します。
ジョージ・オーウェルの格言
痛みの前に英雄なし
ジョージ・オーウェルとは
ジョージ・オーウェル（1903～1950年）は、イギリスの作家・ジャーナリストで、風刺的な社会批評で知られています。
全体主義を批判した『1984年』や、ソビエト体制を皮肉った寓話『動物農場』が代表作です。彼の作品は政治的抑圧や自由の問題を鋭く描き出し、現代社会における権力の危険性を警告するものとして、今なお強い影響を与えています。
まとめ
連続殺人ネットワークの首謀者のサイコパス・ナルシストっぷりが明らかになった第3話。
キーパーソンとなるタイラーも登場し、おもしろい展開になってきました。
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